チワワの乗り物酔い対策について

初めての旅行!意気揚々と飼い主さんは準備を万端にして車に乗り込んで、愛犬のチワワも一緒にさあ!おでかけ!という場面で、車酔いがあることがわかったときに、どのように対処をすれば良いのでしょうか?車酔いはいつか治るものでしょうか?

 

■ 車酔いの原因は人と同じ

いきなり車酔いをしてしまう原因は、人間とほぼ同じ理由です。耳の奥にわんちゃんにも三半規管が存在します。その部分が、車の揺れなどで強く刺激されてしまうことで、酔ってしまうのです。最初は気が付かずに体調不良かな?と見過ごす場面もあるのですが、度々起こる車での不調は「車酔い」なのです。そこを理解してあげましょう。

車酔いを誘う要因は車の匂いやエンジンの音、そして激しい揺れなどです。一度でも、車の中で体調を崩したことがある場合には、車酔い対策をきちんとおこなってあげましょう。

 

■ 車酔いの症状とは?

いきなり落ち着かない様子を見せるのが多いものです。そして何度もあくびをしることや震えだすことが、チワワにはよくあることです。そしてか細い声で鳴いているときや、よだれが多く出るときには一度車を止めて外気を吸わせるなど応急措置を取ってあげましょう。

結果的に嘔吐をしてしまうと、一時的に脱水状態にも陥りますので、普段から飲んでいる水や糖分を準備してあげましょう。落ち着いたら、しばらく車から離れて、散歩をすることだけでも気持ちが落ち着きます。

 

■ 車酔い対策はどうすれば良いの?

基本的に助手席に座らせるのは、景色が多く目に入り車酔いを誘発させる傾向があります。それよいも後部座先に車用のドライブボックスを準備して、安心してその場所で乗車できるようにしてみてください。少しの工夫で車酔いを改善させられる可能性もあります。飼い主さんの膝の上でないと安心できないタイプのチワワの場合には、動物病院で車酔い用の薬を処方してもらえます。毎回お薬を飲むということよりも、できるだけ、車に慣れるようにする方が、一番、負担が少なく済む方法です。そのためにも、運転する側も、見守る側も、チワワが快適に車内で過ごせるように鵜風をしてあげることが基本的には大切です。

 

■ 飼い主さんが車を運転するうえで気をつけることは??

時間に余裕を持った計画をして、決して急ブレーキをかけるような運転を避けるようにしてください。周りの景色が気になるチワワの場合には、安心なゲージに入れて目隠しをすることで車酔いも軽減されます。そして車内の温度にも気を付けてください。やや涼しい程度の気温の方が、車酔いをしやすい子には快適なのです。

食事の時間ですが、車に乗る直前に食べることは、出来るだけ避けてください。余計に酔いやすくなるからです。その上で、カーブを曲がる際にはゆっくりと曲がるように心がけてください。これらを注意することで、車酔いを少なくする手助けになります。乗り物酔いをすることがわかっている場合には、とにかく注意深く観察をして、少しでも楽になるように工夫が必要です。

 

■ 乗り物酔いは治るのか?

ある程度は体質的なものが関連しているので、治るか?と言えばなかなか難しい部分もあります。そこで、飼い主さんは、最大限の努力をしてあげましょう。子犬の頃から車に乗る習慣がある子は車酔いをしません。例えば、ブリーダーさんが、ワクチンや健診などで、車に乗せる習慣がある場合には、既に車に慣れている場合も多いものです。

成犬になってから、車酔いを克服するのは厳しいのですが、毎日少しずつ、車は楽しい空間と覚えさせて、ドライブサークルなどを安全場所と認識で着さえすれば、克服できる場合もあるようです。根気よくがんばってみてください。

 

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