口を開けるのを嫌がるチワワはどうすれば良いの?

小さなチワワほど、口の面積も小さくて、なかなか開けてくれない場合もあるのです。できれば嫌がらずに、お薬を与えたり、歯磨きをすることも、出来るようになるのです。この機会に、嫌がらずに口を開ける重要さを考えてみませんか。

 

■ 子犬のときから口周りに触れさせる習慣が必要

子犬時代に、マズルコントロールという、しつけ方法があります。口周りを触って服従訓練をする必要があります。まずは、口周りに自然な形で触れるようにして、人に口周りを触られることに慣れさせましょう。かなり大切なしつけです。マッサージをしながら、口の周りに触れることは、チワワの成長段階においては、いろんな場面で助かるのです。

いきなり口を中心に触ってしまうと、それがきっかけで飼い主さんが、口を触ろうとすればするほど、嫌がるのです。いつの間にか負のスパイラルになってしまいます。

 

■ チワワにとって口は急所??

実は口周りに触れられることに慣れていないと、口はいつまでたっても、急所になってしまうのです。そうなってしまうと、今度は厄介になってしまいます。急所に障られることに、恐怖を抱いてしまうのです。一旦そうなってしまうと、次になかなか口を触らせてくれなくなります。

まずは優しく撫でながら自然に、口元に触れさせてもらえるように飼い主さんも努力をしてみてください。どこかで殻を破らないと、前進はできないものです。飼い主さんが怖がってしまうと、それが問題です。

■ 成犬になってからは困難さも伴う

基本的に口を触らせないことだけを取り上げると、そこを何とかしなければと躍起になってしまいがちですが、広い意味で考えると飼い主とチワワと間に、主従関係が成立していないことに繋がるのです。可愛いという気持ちだけで、すべてのことを許してしまうと、ついつい飼い主さんとチワワとの間に主従関係は絶対に成立しないのです。

 

■ 歯磨きの習慣も重要

歯磨きをするときには、必ず口を開けて歯磨きをする必要があります。それ自体が難しくなると、歯周病や口臭の原因になってしまうので。こうなる前に、しつけ教室やドッグトレーナーに相談をしてみましょう。何か解決の方法が見つかるはずです。

毎日、ほんの少しずつでも、お口の中を触れるようになるように月単位でゆっくり頑張ってみましょう。結果は必ずついてきます。今は歯磨きペーストにも良い香りのものや、わんちゃんが好きな味のものがあります。フル活用をして、わんちゃんのストレスを減らして、歯磨きペーストを舐めてもらうところから始めてみてください。

 

■ 動物病院で困らないように

体調不良などで、獣医さんに診察をお願いするときに、どうしても口の中を合わらせないという状況は、困ったことなのです。嫌がったとしても、口を開けて舌の色を見せる必要があるときも、あります。そのときに、獣医さんや看護師さんに牙を剥くようなことでは、十分な治療を受けられなくなるのです。

口を触らせることは、チワワにとって健康上重要なことです。重く捉えて今一度、口を触らせないことは、チワワが不利益になることも、理解しておきましょう。せっかくの治療の場で、大騒ぎにならないよういしたいものです。それには、飼い主さんの注力が必要です。

 

■ とにかく毎日の積み重ね

飼い主さんは、マッサージの方法を覚えるという手段もあります。毎日、全身マッサージをしている間に、口元も触らせてくるようになります。長い時間がかかっても、毎日の積み重ねです。大事なチワワのために、できることを少しずつ積み重ねて、最終的に口元を触らせるようなチワワ育て上げましょう。それも、我が子を愛することなのです。

 

コメントを残す