★チワワの遊びと喧嘩・見分け方★

チワワ同士が楽しそうに遊んでいる姿を見るのは、癒しになります。
同居犬同士でも、遊びが、どんどんエキサイトして怪我をするのでは?という派手な追いかけ合いになっていることもあります。
喧嘩に発展しないか、飼い主さんはドキドキするものです。

 

■ チワワ同士の喧嘩でも大事に

チワワ同士の喧嘩というのは、あまり想像ができないのですが実際に、喧嘩に至ってしまうと、傷つけあってしまうので
遊びと喧嘩のボーダーラインは相手を「遊び相手」と考えるか「敵」と捉えるかによって変わってしまうのです。

どちらかが歯を剥き出して、首に噛みつこうとしているのを察知したときには、二頭を引き離して様子をみてください。
そのまま留守にすることは最も危険です。命を脅かすほど、チワワの歯も、ときには武器にもなるからです。

 

■ 子犬同士の喧嘩をみたとき

子犬の時代にも、じゃれあい?喧嘩?と、区別がつかないほどの光景を見せる時があります。
子犬にとって、喧嘩はとても大切なコミュニケーションなのです。
自分たちの間で、上下を決めるたえに大事な行為なのです。
群れの社会に生きるために子犬の時代からも本能で、喧嘩を始めてしまうのです。
兄弟や年齢が近い仲間と過ごしているチワワは、誰が教えることもなく、こうしてチワワ同士の優劣をつける喧嘩を繰り返すのです。
これは成長段階なのです。

 

■ 危険な喧嘩は仲裁をする

喧嘩をしているのか、じゃれあっているのかが判断できないときには、ワンちゃんの様子をつぶさに観察してください。
例えば、どちらかが逃げているのに、しつこく追いかけているような光景の場合には、怯えている側のチワワに危険が及ぶ可能性がありますのですぐに止めてください。

追いかける側のチワワも、攻撃することに快感を覚えてしまい、成犬になったときに攻撃性を剥き出しにしたチワワになってしまう可能性があるのです。
どちらの場合もチワワの精神衛生上、よくないことですので中断させるようにしてください。

 

■ 喧嘩の場合には相手が傷つくまで止めない

チワワ同士でも流血するほどに喧嘩をするときもあります。
まずはチワワ同士が本気の喧嘩を始めるときには、声のトーンが変わります。
低く地響きのような声を出して相手を狙っているかのような仕草を見せたときには、喧嘩の始まりなのです。

チワワのような愛玩犬の場合には、飼い主さんの監視のもと、互いに傷つかないように見守ることが当たり前の愛情です。
野生のチワワなどは、家庭の中には存在しないのです。ただ犬としての本能で、相手の首を狙って本気の喧嘩をしかけているときには、それぞれのチワワを別のゲージに移すなど、クールダウンの時間を持つことが必要です。

 

■ チワワ同士のじゃれ合いは数分で終わる

声を出しながらじゃれ合っているときには、思わず「喧嘩?」と思うほどに、興奮状態の場合もあります。
ただ、喧嘩と違うのは、飽きるとやめるという点です。
ただ一つ、食べ物が絡んだ場合には、本気で喧嘩を始める場合があります。
与え方も工夫して均等にするなど、飼い主さんの配慮が大切なのです。

チワワ同士の相性もあります。
性格の違いもあるので、飼い主さんが、チワワの性格をきちんと見抜いて、他人の犬が相手で喧嘩を始めるような場面が起きないように、外に出るときには、細心の注意が必要です。

 

■ 経験が少ないチワワは特に注意をする

同居犬も居ないチワワを、いきなり広い公園に連れ出すことやドッグランで放してしまうことは、あまりにも無謀です。
最初は狭い公園で小頭数の犬達とあいさつをさせることから始めて、家の外で犬同士の交流を図ることが大切です。
じゃれ合いも、喧嘩も知らないチワワにとって、すべては未知の世界です。
危険な目に遭わせることは避けたいですし、他人の犬を傷つけることも絶対に避けるべきなのです。

犬同士のじゃれ合いのチャンスは、兄弟犬や同居犬が居ないとなかなか巡ってきません。
多くの触れ合いを経験させるためには、しつけ教室などに通うなど、飼い主さんが、チワワにチャンスを与えてあげることも大切なことなのです。

 

コメントを残す