★チワワと深い信頼関係を築くために★

愛犬であるチワワと深い信頼関係を築くために、飼い主さんは普段、どんな努力をしていますか?
可愛いという気持ちだけで、接していることで信頼関係は、なかなか成り立たないものです。
目の前にいるチワワが信頼を向けてくれる飼い主であるために出来ることを考えてみます。

 

■ チワワに信頼してもらうこと

自分にとって、安心できる相手であって何よりも傍にいると心が落ちつく相手というのはチワワが絶大な信頼を寄せる相手なのです。
それが飼い主さんであることが何よりも理想的なことです。
普段の生活を通して飼い主さんとチワワの間に通う、絆について常に飼い主さんが意識をして暮らすことが、チワワの心の安定にもつながるのです。

飼い主さんにぴったりと体をくっつけて眠るような仕草や、甘えてくる仕草を見せる時が多いと、そのチワワは飼い主さんを信頼していることがわかります。
ただ、甘えているだけではなく、その瞳には慈悲深い気持ちが漂っていることと思います。

そんなときには、飼い主さんも心の底から、愛犬であるチワワへの愛情を伝えると互いに通う心が一つになるものです。
こうした積み重ねが、チワワと飼い主さんの絆を強くするのです。

 

■ 日常に追われてしまうばかりに

飼い主さんにも生活があります。変化の多い時間の中で一途に飼い主さんを見つめているチワワが、あるとき、飼い主さんの愛情が他へ移ってしまったのでは?と穿った気持ちを持つ場合があります。
例えば、大きな家庭環境の変化(結婚・引っ越し・新しいペットの参入)があったときに、チワワと飼い主さんの絆が試されるのです。
何があっても飼い主さんへの愛情を揺るがさないのは、チワワの方です。
動物とはそういう生き物です。自分の都合で愛情の方向を他へ向けることはありません。

人間側の都合で、チワワからの信頼を失墜するようなことが起きないことを、ただ祈るばかりです。
まずは、飼い主がチワワを一番に信頼することが大切です。
それは過信することではなく、そのチワワの行動や気持ちに寄り添うことです。
そして愛情をもって、間違った行動に対してはしつけを、行うことこそが、真の愛情です。
チワワを信頼しているからこそ、叱り、そして間違いを正すのです。
チワワも飼い主さんが、なぜそんな怖い顔をして怒っているのか?を理解できるだけの知性を持ち合わせているのです。
そこを信じてあげましょう。

 

■ チワワに「嬉しい」という気持ちをたくさん持ってもらう

チワワは大好きな飼い主さんや家族と一緒に過ごすことが一番、嬉しい瞬間なのです。
それは、大好きなおやつを貰ったときの嬉しさよりも何倍も幸せな気持ちになれる瞬間なのです。

飼い主さんと行動を共にすることは、苦手な場面でもやがて、嬉しいことに変わっていくものです。
そこが、チワワとの信頼関係の根底になる部分でもあるのです。
飼い主さんはいつも自分の、そばにいる人で大好きな人なのです。
そして嬉しい気持ちをたくさん持てる瞬間も、必ず飼い主さんが一緒なのです。

 

■ 毎日のスキンシップは信頼を繋ぐ大切な時間

毎日必ずチワワの体を触って、軽くブラッシングをして優しく撫でてあげましょう。
これはチワワにとって至福の時間です
大人しいチワワは動物病院では頑張って獣医師や看護師に体を預けていますが実際には、信頼している相手に触れてもらいたいと考えているのです。

チワワの場合には、そんな気持ちがより強いのです。
体をたくさん触ってもらう時間を持つことで、人間のことが大好きになります。
他者への攻撃性が顔を出すこともなく温和なチワワに成長できるのです。
そんな経験は、チワワと飼い主さんの信頼関係をより強いものにして、生涯忘れることのないぬくもりなのです。

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