★1歳を迎えたチワワの育て方としつけ方法★

子犬時代を過ごしていたチワワもようやく1歳を迎えて、いよいよ「成犬」と呼ばれる年齢に入ります。
ただ、チワワの場合には、1歳だから大人という考え方に当てはまるタイプのチワワといつまでも子犬のようなチワワもいます。
飼い主さんとしては1歳を過ぎた時期のチワワの心理をよく理解して、年齢相応の育て方やしつけ方法を継続出来ればそれが一番良いことなのです。

 

■ 子犬時代から何が変わる??

右も左もわからなかった子犬時代から少しずつ「モノゴコロ」が付く時期でもあります。
1歳を過ぎたからと言って、急に大人扱いをするのも、個体差が大きいチワワには向いていないように思います。
その理由は、性格も個性もその子によって振り幅が大きいからです。教科書通りのしつけを教えていく時期とは言えません。
ここからは、個性に合わせたしつけが大切になる時期でもあるのです。

子犬時代には無邪気に遊んでいたチワワが1歳になった途端、急におとなしくなるということも、ありませんので、1歳を迎えたチワワにはきちんと「考え」や「気持ち」が育っているのです。
そこを見落とさないようにしてください。ここが肝心です。

 

■ 最低限のルールを再確認する時期

トイレトレーニングの成功率が完璧というタイプのチワワもいれば、まだ数回の失敗はあるというチワワもいます。
ここにも個体差がでてしまうのが本当のところです。
ただ、人間との暮らしの中で覚えるべき最低限のルールや同居犬へのマナーは徹底するべきなのです。

それが出来ていないチワワには、まだまだ子犬時代のしつけを延長して根気よく、続けることが大切です。
ただ、飼い主さんの中には、「1歳」という年齢の括りで、自分のチワワが出来ていないことの多さに、落胆をする人もいます。
でもそれは違います。年齢が1歳を過ぎても、ゆっくりと育っていくチワワもいます。
早熟気味になんでも呑み込みが早いチワワもいます。
その違いなのです。例え、しつけがきちんと守れない、まだまだ失敗が多いというチワワの中にも、しっかりと飼い主さんとの信頼関係を築こうと努力の見えるチワワも居るのです。

 

■ 1歳過ぎは格差が激しい時期でもある

同じ兄弟でも、1歳の時期に差があるものです。
人当たりの良いチワワも居れば警戒心を丸出しにしているチワワも居るのです。
ここから先は個性を優先した育て方が必要になるのです。
これは飼い主さんの愛情の掛け方の問題ではなく、基本的に資質の方が大きく作用しているのです。

飼い主さんは、1歳を過ぎてもしつけ面においては手を抜かず、これまで積み上げてきたことを、このまま持続できるように努力をしていきましょう。
そして、チワワはまだようやく1歳です。だからこそ、見えて来た性格を活かす育て方が大切だと考えます。

 

■ 1歳からでも遅くない

これまでしつけらしいしつけを行っていない場合でも、十分にこれから間に合うしつけもあります。
飼い主さんとの主従関係さえしっかりと確立されていれば、出来ていないことは一緒に後追いをしていけば良いのです。
人様に迷惑をかけないことを軸に置いて、飼い主さんと一緒に努力すれば良いのです。

吠え癖、噛み癖、トイレトレーニングがまだ、しつけ中という飼い主さんも多いのです。
これまで出来ていたことが急にできなくなることもあります。そこは慌てず騒がずに気長に向き合っていけば良いのです。
何も遅くありません。
人間の子どもも同じように出来ること、できないことには差がある時期があるものです。
気負わずに、1歳の時期を元気に過ごせていることに感謝をして、今出来るチワワへのしつけを続行すればそれでよいのです。

 

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