★チワワの呼吸が早いとき!こんな時どうすれば良い?★

突然、チワワの呼吸が気になるときがあります。
いつもより早い、荒いと感じたときには正しい知識を持って対応してください。
まずはチワワの普段の呼吸を知っておくことが肝心です。
場合によって判断に迷うときには夜間の救急病院に問い合わせるという機転も必要になります。

 

■ まずは普段の呼吸数を知っておく

自分のチワワの呼吸のテンポや大きさを知ることが重要です。
さりげなく元気なときの呼吸を確認をしてみてください。
基本的に安静にしているときには18回から25回程度の呼吸を1分間に繰り返しています。
室温などにも多少は左右されますが、この呼吸数を上回る場合には、注意が必要なのです。

チワワの呼吸異常は、そこからいろんな病気を察知できるのです。
特に夜間の場合には、かかりつけの動物病院が対応できないこともありますので、事前に万が一のための救急病院を見つけておくことをおすすめします。

 

■ 子犬の場合には緊急性が高い

もともとチワワの子犬は呼吸が早いのですが、明らかに呼吸が荒いときには発熱や呼吸器系の病気に、かかっている可能性が高くなります。
熱を測るのも大変ですので呼吸の数をカウントして夜間の病院へ連絡をすることをお勧めします。
一刻も早い診断と治療が必要な場合がほとんどです。

お迎えをした時点から呼吸が荒い、という場合には既に何らかの持病があると、判断した方が良い場合がほとんどです。子犬の呼吸問題は、冷静に獣医師と話をして心臓病が潜んでいる場合や先天的な呼吸器の問題などが発覚するときには対応できるように、飼い主として、受け止める意志も大切になります。ほとんどの場合、譲渡前に健康診断を受けて来ているので、安心なのですが子犬の呼吸がおかしい場合には即座に診察を受けてください。

 

■ 発熱や痛みの場合

チワワは発熱をすると、呼吸が早くなる傾向があります。
自分で熱を下げようと本能の動きで呼吸をしていると考えてください。
その場合には一旦冷やして様子を見ることが一番良いのですが呼吸の数がどんどん早くなる様なときには、動物病院で診察を受けてください。
そして体のどこかに痛みがあるときにも呼吸は早くなります。
これもとても顕著なことです。チワワはそこに震えが伴うことがほとんどです。
いずれにしても、普段の呼吸よりも早いときには要注意です。

 

■ 体に熱がこもりやすいタイプのチワワ

普段、皮膚炎などを患っているときに、突然に激しい痒みに対しても、呼吸数が上がってしまいます。
突然ハアハアと言いだし、周囲を心配させるような仕草を見せます。
この場合にも、まずは冷やして水を飲ませてみてください。
数分で収まる場合には、単に痒みが強く耐えきれないほどだったことが理由となります。

室温が高すぎる場合にもすぐに、呼吸が早くなるものです。
アイシングをしても、一向に良くならない場合には、素人判断せずに、動物病院で診察を受けた方が安心です。
涼し場所に位置的に移動するなど、対処してあげながら、時間に関わらず受診が可能な動物病院に相談をしてみてください。

 

■ 呼吸が荒いときには重篤な病気も

明らかに呼吸が荒いときには内蔵疾患を発症している可能性が高いのです。
チワワの場合には、超小型犬ですので、命に係わるケースも多いのです。
飼い主さんが直感でおかしいと感じたときには、往々にして何らかの処置が必要になってくる状況の場合です。

ホルモンの異常でも起きる病気にも息が荒いという症状が見られます。
とにかく、人間とは違って「呼吸の異常」で飼い主が察知する病気が多いのは確かです。
普段からチワアをよく観察して、見落としのないように、受診のタイミングを見計らうのも、飼い主さんの役割です。

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