★チワワは成長とともにいろいろと変化する?★

チワワは産まれたときから生後半年そして1年以降も進化し続ける犬種です。
写真を撮り続けていると、容姿もずいぶんと変化するものです。
個体差もあるのですが、チワワの変化とは、どのようなものなのでしょうか?
チワワの変化は飼い主さんの目には新鮮にも映り、摩訶不思議な感覚を持つ場合もあるようです。

 

■ 毛色が変化するチワワ

生まれたときに、口回りに黒い差し毛があるチワアがいます。
一見、とても気になる部分ですが、成長とともに顎の下部分の毛は白い毛に変化するものです。
ブラック系・ホワイト系のチワワには大きな変化は見られないのですが、特にレッド系・フォーン系
クリーム系のチワワの差し毛が抜けたときに美しい毛色に変化を見せます。口回りが綺麗に生えかわることで、綺麗なチワワに変化を遂げます。

ブラック系のチワワも、鼻回りやあご付近に黒い毛が最初は生えているのですが自然に白い毛に生えかわりブラックタン・ブラック&ホワイトの毛色に変化を見せます。子犬の時期に見えている雰囲気とは徐々に変化を見せるのは、毛色です。
毛色が変化するだけで、チワワに対して最初に抱いた印象からは変わった感じになります。

 

■ チワワの「おはげ時期」ってなに?

チワワの子犬が3か月を迎える時期に「おはげ時期」というものがあります。
生まれてからすぐに生えていた産毛や子犬の毛が徐々に抜けていく時期なのです。
そして地肌が見えるほどに毛量が少なくなる時期が、おはげ時期なのです。
どのチワワにも訪れる時期でもあって、生理現象のようなものです。
子犬にありがちなことなのですが、この換毛も、チワワの子犬によってはかなりの差があります。

チワワと初めて暮らしている飼い主さんの場合、皮膚炎にでもなったのでは?と心配になるもいのです。
幼犬の間には、こうして毛が生えかわるのです。
チワワによっては顔の一部や、耳の後ろなどが、はげてしまうこともあるので、お迎え当初の容姿からは雰囲気が違って見えるのも無理のないことなのです。

 

■ 脱毛と抜け毛の違い

まずは皮膚の状態を把握してください。
病的な皮膚炎を伴う脱毛の場合には、必ず皮膚が赤みを帯びています。
ただの、換毛期の場合には、単に抜け毛があるだけで、皮膚の状態は良好です。

一時期、胸元の皮膚がピンク色に見えるほどに、スカスカの毛量になってしまっても、いつのまにか大人の毛が生え始めます。
換毛期というのは成犬になっても年に2回程度訪れるものです。

 

■ チワワの崩れ時期ってなに?

コロコロとしたチワワの子犬時代には「崩れ時期」と呼ばれる期間があることを、ご存知でしょうか?
「不細工時期」とも言われています。
換毛期と重なって顔の様子が、子供の顔立ちから大人の顔に少しずつ変わる時期でもあるのです。

顔の小ささに対して耳が発達して大きく見えるときがあります。
その時期にはチワワ本来のかわいらしさから逸脱して、宇宙人のような雰囲気と、捉える飼い主さんも居るようです。
手足の伸びてくる時期ですので、すべてがアンバランスで、見た目も不細工な感じに見受けてしまうわけです。

私自身は不細工な顔が何とも言えないかわいさの一つと捉えていています。

 

■ チワワの変化も個体差がある

最初から抜け毛も生えかわりもほとんどわからない程度に徐々に変化をするチワワもいます。
逆に派手に毛色の変化や抜け毛が激しいチワワもいるので、こればかりは、個体差があるのです。

子犬時代から成犬になって、顔の雰囲気も体型も大きく変わるチワワもいます。
これは血統背景にも関係があるのです。親犬に似た雰囲気に近づくことが予想される今後の姿なのです。
どれだけ変化を遂げても、チワワの心は何も変わりません。
愛情を持って接してあげて欲しのです。

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