尻尾を振るチワワと振らないチワワ、違いはなに?

チワワの子犬は、ウインカーのようい小さく尻尾を振ります。ご機嫌な時には倍速で振ってくれるので、その様子を見ているだけで、飼い主は幸せな気分になるものです。少し成長をしてくると、尻尾を振るチワワと振らないチワワがいますが、その違いは何でしょうか?

 

■ 尻尾を振る=ご機嫌?

実はチワワにとって、チワワの尻尾は体のバランスをとるために振っているときもあることをご存知でしょうか?赤ちゃんチワワの頃は、まだ全ての感情が尻尾に集約されていましたが、成犬になってから尻尾を振るのには、差様々な意味があるのです。

もちろん、飼い主さんとのコミュニケーションとして、機嫌よくしっぽを振る場合もあります。そのときは間違いなくご機嫌で、相手に好意を伝えていると受け止めてよいでしょう。ただ、子犬時代のように、すべてがご機嫌で振っているのではないことを、密かに理解をしてあげましょう。

 

■ 興奮しても尻尾を振る

楽しいときや嬉しい時以外に、自分がどうしたら良いのかがわからないときに思わず興奮してしまい、尻尾が動く時もあるのです。尻尾を振っているから「喜んでいる」と安易にとらえられますが、実は、チワワ側にも複雑は感情が入り混じっているのです。小さな頭の中で、一生け懸命に考えている証拠なのです。尻尾を振ることは主に感情を示していることには違いないので何らかの感情が働いて、尻尾を振っているわけです。

ボディーランゲージとして受け止めると、いろんな表情で尻尾を振っていることがわかります。尻尾を振るときの高さや低さはどうでしょうか?そこをじっくりと観察していると見えてくる、気持ちがあるのです。

 

■ 尻尾の高さによって気持ちを示している

自分の優位性を示したいときには、尻尾を高い位置で振ります。もしかしたら自分が一番偉いと、訴えている場合もあるのです。つまり、尻尾を高い位置に置いているときには、感情が高まっているときなのです。嬉しい、楽しい、そして良い緊張感のあるときです。逆に、尻尾が低い位置にあるときには、警戒の気持ちや不安そして恐怖の思いを抱いているときです。

 

■ チワワの尻尾が水平な時の感情は?

尻尾を平行に降っている時の感情は、恐怖や歓びとは違う種類のものなのでうす。なんとなく見知らぬ相手に対して、攻撃心や敵意は示さないまでも、平常心と、探求心に溢れた感情になったときには、平行に尻尾を振るのです。これは、意外と知られていない感情表現です。

 

■ 飼い主さんに尻尾を振らないチワワいる

飼い主さんに対して、尻尾を振らないということがよくありますが、これは何の感情を持っていないことではなく、尻尾を振ることで感情を示さないタイプのチワワなのです。尻尾を振る以外に、飼い主さんを舐めることや、すり寄ってくるような仕草を見せるときには、飼い主さんに対しての気持ちを十分に表現していると考えても良いのです。

チワワによって普段から尻尾を激しく振って、感情表現をするタイプの子もいます。感じていることが手に取るようにわかる点では「わかりやすいタイプのチワワ」ということになります。逆に常に尻尾は小さく振る程度で感情はその部分で示さない子は「クールで感情を派手に表現しないチワワ」ということになります。これもすべて個性ですので、認めてあげたい部分でもあります。

 

■ 感情表現としての尻尾

ほんの小さく振っている場合でも、そのチワワにとっては「嬉しい」という気持ちを表現している場合もあるのです。つまり振り方によるわけです。すべてがオーバーアクションの場合もありますし、アクションは常に控え目なタイプのチワワもいるのです。

 

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