★性格の良いチワワを育てるためには飼い主さんの意識を変える★

誰からも愛されて可愛がられるチワワを育てたいと思うのは、どの飼い主さんも同じです。
どうしても愛想が悪い飼い主さんには、愛想の悪いチワワが育つと言われるように、飼い主さんの持っているオーラがそのまま、チワワに反映されるものです。
良い飼い主さんという定義はありませんが、今一度、性格の良いチワワを目指す前に、飼い主さんの意識も少し、変えてみませんか?

 

■ 性格というのは持って生まれた資質+育つ家庭で変わる

とても人当たりの良い飼い主さんの家のチワワは、ほんわかと穏やかで愛想の良いタイプが多いような気がします。
それは幼い間にどれだけ、人との触れ合いや犬との触れ合いの経験を積んでいるかで変わるものなのです。
それをどうやって身につけるのか?は飼い主さんがこまめに教えてあげることが重要なのです。

努めて幼い頃から公園に出向いてご近所さんと談笑が日課の飼い主さんの姿を見ながら子犬は育っていくのです。
性格が明るい、というのは言いかえると、人当たりが良いチワわなのです。飼い主さんが培ってあげた環境の賜物です。

 

■ 性格形成上、大切なこと

飼い主さんに家族が少ない場合や、チワワに同居犬が居ない場合は他者とのかかわりが希薄になってしまいます。
そこで、ペットショップが主催しているイベントや、動物病院で開催される、しつけ教室に参加するなど、飼い主さんが、こまめにチワワを連れ出すチャンスを探ることも必要なのです。

もしも、時間的に余裕がない場合には犬が集まる公園に時々顔を出すだけでも、チワワの視野は広がるものです。
すべてはチワワにどれだけの経験をさせてあげられるかが、ポイントになるのです。

 

■ 子犬時代に自分のチワワのタイプを見極めておく

例えば兄弟姉妹と一緒に居る状態で見学をさせてもらえたときに、子犬のタイプをよく観察してください。
飼い主さんが差し出した手に対してグイグイと自己主張をするかのように、一番真っ先に近寄ってくるタイプのチワワは、活発でやんちゃなタイプに成長します。
そして、甘噛みが激しく抱っこをしても、体をくねらせて嫌がるようなタイプはワイルドな性格を持っていると予想されます。
よほど、しっかりとしつけを入れないと、なかなか聞き分けのないタイプの育ってしまう可能性もあります。

愛想好く明るい表情で、遊んでほしいというポーズを繰り返すようなタイプは、家庭犬として一緒に生活をしていく上で、楽しみが増えるタイプだと考えられます。
大勢の子犬の中でも、自己主張は控えめで出遅れて近寄ってくるタイプのおっとりとした子が、実は一番育てやすいのです。
極端に怯えて近寄ることも、躊躇するようなタイプのチワワは、攻撃性のないおとなしいタイプです。
この個性をうまく育てると穏やかでおとなしいお利口なチワワに育てることができます。

 

■ 飼い主さんのテクニック次第でチワワは性格の良い子に育つ

犬と暮らすということは、閉塞空間でチワワと閉じこもることではありません。
犬は群れを成して暮らす習性があるのです。
だからこそ、飼い主さんが見せてあげるべき社会があるのです。
せっかく預かった大切な命です。
チワワの持っている可能性を摘んでしまわないように、行動範囲を制限せずにチワワと一緒に、いろんな場所に出かけてみましょう。
チワワを性格の良い子に育てられるように、飼い主さんの意識も変えて行きましょう。

 

■ ある程度のコミュニティーが性格形成には大いに役に立つ

他の犬に対してのあいさつの仕方や、基本的な社会のルールさえ教えてあげられれば、後はチワワの持って生まれた資質で、性格の良いチワワに近づいていくものです。
飼い主さんも、時には犬目線で、そして親目線で性格の良さとはなにか?飼い主(親)としてきちんとした対応ができているか?を見直す機会を持つことが大切です。
本当の意味で性格の良いチワワを育てる意味が見えてくるものです。

 

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