★チワワの仲間意識はどのようなものなのか?★

多頭飼いをしていると、チワワの間にも、自然な仲間意識が芽生えるものです。
お互いのテリトリーが、やがて大きな縄張り意識に変化していくことも、あるのです。
喧嘩をするときも、あるのですが基本的には群れとして互いを認めて生活を送れるようになるものです。

 

■ 多頭飼いの場合

チワワは基本的にすべての子がフレンドリーとは限りません。
実際に多頭飼いを始めたときに、どうしても新しい家族を認めるまでの間に、時間がかかった子がいます。
長く過ごす間に、自然に絆というものが芽生えて、今では互いに家族として認め合っています。
やはり群れで生活することが、身についているチワワは、仲間意識がとても強いことを感じます。

犬種同士の相性というものがありますし、我が家の場合には、チワワだけで多頭飼いをしていますので、仲間意識を強くするまでには、時間のかかる子もいました。
それでも今はとてもうまく行っていると思います。
ただ困ったことに、団体行動に慣れてしまっているので、群れから離れて、その子だけが病院に行くときなどは、とても様子が不安げで、いつもの明るさが、隠れてしまうほどです。

 

■ 仲間意識は家族にだけに向けるチワワ

自分の群れから出て病院などに行くときに、他のわんちゃんと仲間意識を持てるかどうか?と言えば、それは難しいようです。
同じような姿形をしているわんちゃんに出会ってもさほどに、興味を示さないという場合もあります。

最低限のあいさつのマナーは教えておくことが基本的です。
初対面にいきなり、向かっていくような態度は、犬同士の世界ではタブーです。
仲間意識を持てなくても、敵意はないことを相手に知らせるように、目を合わせないという方法を、自然と取る子もいます。

 

■ チワワのお友達関係

チワワは、小型犬ですので飼い主さん同士のコミュニティーも盛んですSNSなどで知り合って、オフ会なども頻繁に開かれています。
そのためにお友達関係も築きやすい犬種なのです。
不思議なことに、チワワ同士の場合、それほど、相性が悪く喧嘩になることは少ないように感じます。

そして一度会うと、相手の顔や匂いを覚えるようです。度々一緒に過ごすようになると次第に仲間意識が芽生えて、一緒に行動をすることが楽しみになるようです。
この場合に感じられるのは、多頭飼いのチワワよりも、一頭だけで普段は飼い主さんと過ごしているチワワの方が、順応性が強いことで
多頭飼いのチワワは自分の家族以外のチワワに、深い関心を示すことは稀なことです。

 

■ 突然の喧嘩には注意を

仲良くなったと思っていても、例えばおやつの奪い合いなどが発生してしまうと、思わぬ怪我を相手のチワワに負わせてしまう可能性もあるのです。
多頭飼いのように、お互いの性格を24時間、認め合っているわけではないので、要注意です。

 

■ 仲間意識の少ない子

中には、お友達との触れ合いの機会があっても、他のわんちゃんに、興味を示さない子もいます。
それは個性としてどうか受け止めてあげてください。無理に仲良くさせようとしても、かえってそれがストレスになることに繋がるからです。
ここにチワワの個体差が出てしまうのです。

野生の本能は、飼い主さんとの暮らしが長いと徐々に薄れるのです。
そんなチワワに対しても、最低限のマナーのしつけだけはきちんと入れておくことは飼い主さんの役割です。
他のわんちゃんに不快な思いをさせないことが大事です。

 

■ 仲間意識の強い子

誰とでもすぐに打ち解けて大勢の仲間と楽しくドッグランを走り回れるチワワは天性の明るさを持ち合わせている子なのです。
そのチワワにも、何らかの欠点や弱い部分もあるはずです。
結局、仲間意識が強いか弱いかは、元の性格によるものですので飼い主さんの力で大きく変化をさせることは困難なのです。
それでも、挨拶だけでも出来るようなチワワに育ててあげることが、基本です。

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