★チワワの育て方で飼い主として気をつける事★

超小型犬のチワワは、姿形から受ける印象では、とても弱弱しい感じにも映りますが
実際は、勇敢で忠誠心に燃える部分と、臆病で慎重な性格を持ち合わせている子が多いことが特徴です。
チワワを迎え入れて、家族同様に暮らす前に、様々な注意点や心得をまとめてみました。

 

■ 飼い主さん、甘やかすことは愛情ではありません

チワワは眺めているだけで、思わず抱きしめたくなるような愛くるしさを持っています。
だからこそ、飼い主側がつい、チワワを甘やかして、飼い主が本来リードをするところも
チワワのペースに巻き込まれている場合が多いことをご存知でしょうか?

実際には、人間が指示することも、理解が早く能力も高いのがチワワの特徴です。
だからこそ、毅然としたリーダーの風格を飼い主さんが示し、その上で
甘えさせる部分は甘えさせるというしつけを行うことが大切です。

 

■ 小さいからどこにでも連れ出したい

チワワという犬種は、気軽に移動時にもバックやキャリーに入れて移動することが可能です。
当然、飼い主さんと行動を共にすることも、他の犬種に比べて多くなるのです。
そこで、一番に気遣っていただきたいのは、体力面です。
小型犬には馬力がそれほどありません。無理をすると、小さなチワワの場合には、体調面に響きます。
私自身も、家のチワワに対して、常に気を遣っているのは体力面です。「無理をさせない」ことをモットーにしています。

体が小さく、気軽にどこにでも連れ出せるので、ついつい、長距離を頻繁に連れ出してしまう場合もあります。
やはり体力を考えると頻繁に遠方までお出かけするのは、楽しめる反面、負担になってしまう場合があると思います。
元気そうにしていても消耗をしていることも、いつも心に留めておかないといけないわけです。

 

■ 体調の変化に要注意

やはり超小型犬ということで体力がそれほどないということです。子犬時代には、ちょっとしたことで
胃腸の調子を崩すことも多く、ストレスが掛かりすぎると、血便や嘔吐をしてしまうことを経験しました。
過保護になりすぎるのも、チワワの飼い主の傾向なのですが、上手にチワワを管理する必要性を強く感じます。

例えば、数日出かけた後は、出かけた数日以上の休息を取らせて体力を温存してあげるなど
チワワ自身がコントロールできない「休息」を適時、飼い主さんの采配で取らせることが大切なのです。
外出先で体調を崩すようなことになれば、せっかくのお出かけも楽しくはなくなります。
体力面を常に考えて無理をさせないように過ごすことは、長生きしてもらうためのポイントだと思います。

 

■ 体温調節と栄養管理

チワワ目線で物事を考えて、快適な暮らしを続得られるように工夫することが飼い主の意識の中で必要です。
室温を一定に保つことや、暑さ寒さに弱いチワワに対しては、きめ細やかに対応をすることが、飼い主の役割です。

わんちゃんの中でも、食欲にムラがあるのは、チワワの特徴でもあります。
同じフードを食べ続けていると、どうしても飽きが来てしまうこともあります。
トッピングを考えてあげるなど、できるだけ食事は毎日一定量を完食するように、コントロールします。
そうすることで、心身ともに、強いチワワに成長するのです。

 

■ 愛玩犬として慈しむ心で

チワワは飼い主さんが大好きです。常に一緒に行動をしたいと願うチワワがほとんどです。
時間の許す限り、家族同様に接して、必要に応じて留守番をしてもらうというのが、理想的です。

そして人間と共存していく中で、最低限のマナーを身に付けさせるという飼い主側の責任を自分自身に言い聞かせることも大事だと考えています。
超小型犬だけに、人間と密に接する場面も多いわけです。
ごく当たり前の、社会のルールやマナーを子犬時代に身に着けさせることは、飼い主が最初にしてあげられることなのです。

 

■ 手のかかるチワワほど愛しいもの

小さいという事だけで一般的な犬種と比べて仔犬時代の苦労があります。
飼い主として、それをきちんと全うしてあげる、心の余裕を持って、愛情を注いであげると、家族の最高のパートナーとして
可愛く成長するものです。

飼い主としての自覚や、超小型犬特有のお世話の在り方を、理解した上でお迎えをして生活を共にする心得こそが、大切なものだと考えます。

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